探しにいくよ

ひとりごと。

自己愛のスター

こんばんは。

 

体重が2キロ減りました。

ダイエットできた、ヤッタァ〜。

 

・・・って2週間でって、ちょっとどうかなって自分で思うんですけど。

年季の入った体重計なので壊れているだけかもしれません。ぬか喜びしないでおこう。

ダイエットしようと頑張った時には500グラム減らすのもやっとだったのに

(それもどうよ 笑)

 

今日はお菓子を結構食べた自覚あるんだけど。クリスマスパーティにリバウンドが怖いです。

 

自分以外の人が特別な賞をもらった時。

どう思いますか?

 

普通、すごーい、おめでとう!

 

ってなるんでしょうね。

 

私の場合は、もちろんおめでとう、すごいねと思いますし、心からその人を尊敬します。その人の偉大さを見習いたいなって思います。拍手の場に居合わせられることも光栄です。ありがたいことです。

 

でも残念ながら、それだけでは終わらない。

 

「自分はなんて情けないんだろう」

 

必ず、自己否定がセットになるんですね。この思いが実に厄介なんです。

 

他者の功績は私とは一切関係のないところで培われたものであって、例えば、私がいようといまいと、その方は功績を成し遂げたのです。同時に、私がどれほど偉大な人物であったとしても、その方の功績が成就する時期がもっと早くなったかといえば、そんなことは全く関係ないわけで。

つまり、私は完全な部外者なのです。当たり前ですね。ただ、その方の功績が発表されただけで、それに敬意を表する場に私は居合わせただけに過ぎないわけですから。その方と交友はあれど、個々の働きに関係はないわけです。

 

こうやって、他人の功績であろうと、逆に失敗であろうと、何でもかんでも見境なく、「自分」と関連づける思考は、本当に自己愛の極地! 実にめんどくさいと思うのです。

 

クリスマスにはツリーを飾る。

たくさんの飾り付け。星とか、モールとか、たいていはキラキラしたものばかり。イルミネーションもある。

 

もし、あなたが、ツリーを飾っている家主とします。

美しく飾り付けられたツリーを前に、箱に残った最後の飾りを手に取ったところ、その飾りが口を開いていうことにゃ、

 

「待ってください。僕は他の飾りみたいに立派な飾りじゃないから、ツリーには飾らないでください。そんなおこがましいことはできません。箱の中が僕にはふさわしいですから」

 

ーーそう言ったとしたらどうです?

 

うるさいよ、黙って飾られてろよ!

 

そう言うと思いません?

 

「みんな尊く価値がある」って言ったのは誰でしたっっけ? ともかく、それぞれに違った個性と持ち味があって、比較しても意味がないし、どうしても比較することをやめられないんだったら、あえて比較しまくって、「負けたー!」と思ったら、その手痛い負けの部分こそ、自分の持ち味だと思えばいい。

 

ほら、なれ鮨とか、くさやとか。

嫌いな人からすれば「あんなものなんで好きなの?!」と思えるものでも、好きな方にとっては宝物のように素晴らしい美味しさなわけで。

 

そんなことを思いながら、夜空を見上げると、星なんか全く見えませんでした。

明日から全国的に荒天だというので、低気圧が近づいているせいかな? 

 

都会のネオンを遠くに映して暗くなり切れない夜空に、知り合いのみんなの顔を思い浮かべました。

 

今日聞いたばかりの功績を上げた人の顔。

いつも笑顔を絶やさない人。

おしゃべりが上手な人。

背の高い姿勢の良い人。

計算が早い人。

メガネの人。

なんか、一言余計な人。

それって配慮ですか?という妙な言葉掛けをしてくる人。

不機嫌顔しか見たことない人。

どんな顔だっけ? 目、細かったけ・・・明確に思い出せない人・・・すんません!

 

そうやって知り合いを思い浮かべていると、みんな、きっとそれぞれの重荷を背負ってて、それを見せないようにして、時にはちろっと見せたり、人によってはフルオープンにしたりしながら、それでも懸命に生きているんだー、と思ったわけで。

 

火星とか土星とか。星のことはよく知らないけど。

星たちの置かれた環境は、多分、重要な部分では全く異なっていて。

でも、地球では渾然一体となった一つの星空が作られている。

 

いつも私は下から美しい星空を眺めるだけの人間だと思っていた。星空には加えてもらえない、加えてもらう資格なんてないと思っていた。

 

でも、違うのかもしれない。

 

そうと感じたのは、布団をかぶってさんざん泣いて、スッキリしたから。

 

私にも生まれた日はある。

だから、時々見る「あなたの星座占い」に該当する星座はあるわけで。

 

だったら、私の居場所も星空にあるんじゃない?

 

 

やっぱり、泣くのは最強のデトックスですね。誰かが邪魔するわけじゃないですけど、一人きりの部屋の中でも布団をかぶるのはおすすめです。煩わしい部屋の景色から一切が遮断されて、内にこもれます。自己愛のピークになれます。そうしてさんざん泣いたら、そのうち、我に帰ります。私の場合は、布団の中が暑くなって我に帰ります。

 

ご飯を食べて、お風呂に入り、お気に入りのフェイスマスクを貼り付けながら、白湯を飲む。

自分を労わるのは大事ですね。ホント。